コロナ渦でのお口の変化

 

豊中市蛍池駅直結の「ひがし歯科医院」

歯科衛生士の大西です

 

2020年はコロナ渦で生活スタイルが変わってしまった1年でしたね。

自宅で居ることが多かったり、在宅ワークという方も多いのではないでしょうか?

 

生活のスタイルが変わり食事以外に少しお菓子を食べたり、

飲み物をちょびちょび飲んだりしていませんか?

 

飲食するとお口の中は一度酸性状態になります。

つまり歯が一度溶かされる状態です

 

それが唾液の緩衝作用や洗浄作用により

pHは徐々にもとの値まで回復するという繰り返しています。

 

なので唾液はとても重要なのです。

 

 

しかし、お口の中に常に食べ物(糖質)がある状態だと

中和されきる前にまた酸性状態になってしまいます

 

歯は生体の中で最も硬い組織ですが、酸には溶けやすいのです。

 

一言に歯といってもそれぞれの場所で溶かされる数値が大体決まっています。

 

 

エナメル質ではpH5.5以下

生えてきたばかりの永久歯や乳歯、象牙質ではpH6.2程度

と言われています。

 

※プラークの成熟度や、糖の摂取量頻度、

全身的な病気、唾液の分泌量などによっても状態は異なります

 

いままでよい状態だった方のお口の状態がガラッとかわってしまい、

虫歯が多数みられる事もあります。

 

 

虫歯は様々は条件が重なり発生しますが、

初期の虫歯はあまり自覚症状がない事が多いです。

この機会に定期検診でチェックを受けてみてください。

 

唾液に関して調べる事ができる歯科ドックもございます。