予防歯科

予防歯科

なぜ予防歯科が重要なのか?

虫歯になってから通うところ。これが皆さんの歯科医院に対するイメージではないでしょうか?もちろんそれも歯科医院の大事な役割の一つです。しかし、歯科医院にはもう1つ大事な役割があります。それは「みなさんをむし歯にさせないこと」。これを専門的な言葉で「予防歯科」と言います。

何も治療をしていないきれいな歯だけではなく、治療した歯でも定期的なメンテナンスを行うことによって97.7%の歯を守ることが出来るといわれています。

ひがし歯科医院ではこの予防歯科に力をいれ、みなさんが常にお口の中を健康な状態に保つお手伝いをしています。

ひがし歯科医院が予防歯科で大切にしていること

虫歯を治療するタイミングの見極め

虫歯を治療するタイミングの見極め

当院では初期の小さい虫歯はなるべく削らないようにしています。その治療を始めるタイミングを適切に見極めるためにも、定期的にお口の中の状態をチェックし、管理することはとても大切です。

日本臨床歯周病学会認定衛生士

日本臨床歯周病学会認定衛生士

当院には日本臨床歯周病学会認定の認定衛生士が在籍しています。(2013年現在、認定衛生士は日本で226名しかいません。)その認定衛生士を中心として、医師・スタッフが連携して患者さまのお口の中の管理に取り組んでいます。

歯科衛生士も拡大鏡を使用

歯科衛生士も拡大鏡を使用

当院では歯科医師だけではなく、歯科衛生士も全員拡大鏡を使用して治療を行っています。拡大鏡を使用することによって、汚れの取り残しのない、やさしいタッチの治療を行うことが出来ます。

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メンテナンスについて

メンテナンスのすすめ

ひがし歯科では開院以来、『予防歯科』を治療方針のひとつの大きな軸にしています。
治療が終了した患者様には、その方の状態に適した間隔(数ヶ月~半年)でメンテナンス(定期検診)に来ていただけるように次回の予約をとらせていただいています。

ありがたいことに、多くの患者様が、熱心にメンテナンスに通ってくださり、担当する歯科衛生士たちも、ご期待に最大限こたえられる様、日々、研鑽を積んでいます。

しかし、『予防歯科』の内容・メリットを、言葉で患者様に的確に伝えることはすごく難しいです。そこで、『予防歯科』の重要性のイメージをグラフにしてみました。

赤の折れ線は「痛くなったら、歯ぐきが腫れたら歯医者に行こう」という旧来のスタイルで通院してこられる患者様です。腫れや痛みがでるほど悪くなった段階で治療に着手しても、健康だった頃の状態に戻すことは不可能です。治療によるダメージも少なくなく、それを繰り返すたびに、ますます歯や歯周組織は弱くなり、やがては歯を失う結果になります。

青の折れ線は定期的にメンテナンスに来られ「予防歯科」を実践された患者様です。虫歯、歯周病が発生しても自覚症状のないごく初期に治療に取りかかれるため、短期間でほぼ以前の状態に戻すことができます。あるいは、定期的に診ることで、その病変の進行スピードも把握できるので、「経過観察から治療へ」と移行するタイミングが的確にとれ、生体への侵襲を最小限に抑えられます。
また、予防技術も日々進化しており、フッ素やナノ粒子のハイドロキシアパタイトを歯面に染み込ませる『歯のトリートメントケア』や、多くの種類の中から、患者様の状態に合わせた適切な清掃器具を使うことで、より美しく・より丈夫なお口の中の環境を手に入れることが出来ます。

赤い線と青い線、貴方はどちらがいいですか?

メンテナンスとは?

当院のメンテナンス(定期検診)では、3~4ヶ月に1度ご来院していただきお口の中の状態を詳しく調べ、虫歯や歯周病の危険性がないかどうかをチェックします。
フッ素を塗ることで虫歯菌の動きを抑えます。

メンテナンスの内容は

1.歯ぐきの検査・ブラッシング指導

1.歯ぐきの検査・ブラッシング指導

2.歯と歯ぐきの間を機械でお掃除

2.歯と歯ぐきの間を機械でお掃除

3.歯の表面のクリーニング

3.歯の表面のクリーニング

4.フッ素塗布

4.フッ素塗布

お口の写真撮影とレントゲン撮影(1年に1回程度)

トリートメントについては、ご希望を聞いた上で、希望された患者さまにのみ行っております。
定期健診では虫歯予防や歯肉炎予防の効果があります。

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PMTC

PMTCとは?

毎日しっかりと歯磨きをしていてもどうしてもお口の中に汚れは残ってしまいます。この汚れが歯の黄ばみやむし歯の原因になってしまいます。この汚れを専門的な方法で徹底的にお掃除するのが「PMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)」です。PMTCは歯のクリーニング専用のブラシや薬を使って行います。

むし歯や歯周病の原因となる菌を落とすと同時に、治療終わりには自分で歯を磨いた時には感じる事が出来ないようなさっぱりとした感じを得られます。
また、衛生面に配慮して、使用するブラシとラバーカップは使い捨ての物を使用しています。

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サリバテスト

サリバテストとは?

あなたのむし歯の本当の原因がわかる!?

あなたのむし歯の本当の原因が分かる検査、それがサリバテストと呼ばれる唾液検査です。
むし歯の主な原因は右図の3つですが、その組み合わせは人によって様々です。
そのため、毎日歯磨きをしていても虫歯になる人とそうでない人がいるのです。
この3つの要素を自分でコントロールすることができれば、虫歯を予防する事は可能です。
サリバテストは短時間で簡単に行うことができます。
唾液を調べるだけの検査なので、もちろん痛くはありません。

サリバテストでは下記のような項目の検査を行います。

1.唾液の量

イスにリラックスして座った状態で、味のついていないガムを5分間噛み、静かに唾液を出し、唾液の量を測ります。

2.唾液の中和力

次に唾液の中和力を測ります。唾液に検査用紙をつけ、5分後の色の変化を調べます。この検査では、食後の歯が溶けやすい環境から、どれくらい早く通常の状態に戻るかが分かります。

3.むし歯菌の数

最後に検査棒を舌に当て、唾液からむし歯菌を検出し、どんな菌が多く生息しているのかを調べます。

これらの検査結果を元に、患者様一人一人に実行しやすい、効果的なむし歯の予防方法をご提案させていただきます。

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3DS

3DSとは?

むし歯菌を除去する3DS

むし歯菌が多かった方にオススメのむし歯予防法が3DSです。
3DSとは、トレー(マウスピース)を用いて歯の表面に薬(抗菌剤)を一定の時間作用させてミュータンス菌を除菌してしまう方法で、いわば究極のムシ歯予防法と言えます。抗菌剤を変えれば歯周病予防にも使うことが出来ます。

歯のクリーニングをして一時的に歯の表面をきれいにしてもミュータンス菌はまたすぐ歯面についてしまうのですが、3DS行うと歯にミュータンス菌を含まない「膜」が歯の表面を覆い、再び繁殖して付着しようとするミュータンス菌に対してバリヤーの役目をします。 この細菌の膜を作るには1週間程度にわたり薬剤を作用させることが必要ですが、一度バリヤーができると効果は3~6ヶ月持続し、ムシ歯菌が歯につかなくなります。

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トリートメント

トリートメントとは?

トリートメントとは?

虫歯ができやすい方、歯の着色が付きやすい、コーヒー、紅茶、ワインが好きな方へ
ナノ粒子ハイドロキシアパタイトがエナメル質表面の繊細なキズを埋めて滑らかな歯面を回復し、プラークや着色が着きにくくなります。また、ミネラル成分を補給することで虫歯になりにくい強い歯面を作り上げます。1~3ヶ月間隔での施術がおすすめです。

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